2025/07/08

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外交

フィリピンのラモス元大統領が死去、外交部が心からの哀悼の意

2022/08/01
フィリピンのフィデル・ラモス(Fidel V. Ramos)元大統領が死去したことを受け、中華民国外交部が7月31日、ラモス氏を追悼するプレスリリースを発表した。(外交部)
フィリピンのフィデル・ラモス(Fidel V. Ramos)元大統領が死去したことを受け、中華民国外交部(日本の外務省に相当)が7月31日、ラモス氏を追悼するプレスリリースを発表した。以下、その内容要約。
 
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フィリピンのフィデル・ラモス元大統領が7月31日に死去した。享年94歳だった。外交部はラモス元大統領が死去したことに対して深い哀悼の意を表すると共に、我が国の駐フィリピン台北経済文化代表処に対し、フィリピン政府とラモス元大統領の遺族に我が国政府と人民の心からのお悔やみを伝えるよう要請した。
 
ラモス元大統領は政治家として豊かな経歴を持つ。1992年から1998年までフィリピンの第12代大統領を務めて経済改革を推進、社会の安定に力を入れたほか、民主政治の発展も改善した。ラモス元大統領は父親がかつて駐中華民国大使だったことから幼少時に台湾で暮らした経験があり、我が国と深い友情で結ばれており友好的だった。退任後は度々我が国を訪れ、台湾の安全保障と経済情勢に長年関心を寄せていたほか、台湾とフィリピンの政府間、そして民間の連携と交流にも協力した。
 
外交部はラモス元大統領を偲ぶと共に、台湾とフィリピン両国の経済貿易、農業漁業、科学技術、文化、観光など各分野での実質的な協力関係を引き続き推進し、両国人民の福祉の向上を目指していく。
 
 

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